ニキビ跡を改善したいならトレチノインを使う

シミが改善することで知られるトレチノインは、ニキビ跡の改善も期待できる医薬品です。
トレチノインはアメリカではシワやニキビの治療薬としてFDAに認可されている皮膚に塗る医薬品です。
トレチノインはビタミンAの誘導体で、誰でも血液中に極微量流れているもので、アレルギー反応などを起こすことはないものです。

市販の化粧品にトレチノインはレチノールという名称で配合されていますが、クリニックで使われるトレチノインと比べると含有量は非常に少量になっています。
トレチノインの働きには、表皮細胞を活性化させる働きがあるので、肌の新陳代謝を促します。
皮脂腺の働きを抑える作用もあるので、ニキビの治療にも利用できます。
さらにコラーゲンを作る作用もあるので、肌にハリや弾力が出てシワの改善や、肌に蓄積された古い角質を剥がす作用やヒアルロン酸を作るため、肌に潤いをもたらすことも期待できます。

トレチノインはシミを改善させることが広く知られていますが、ニキビ跡の改善も可能です。
トレチノインの効果に肌の強力なターンオーバーを促進することがありますが、塗ることで表皮や真皮を厚くする作用があります。
ヒアルロン酸やコラーゲンの生成が促されて肌にハリや弾力が出たり、新しい肌を作る細胞分化を促進させることができます。

肌のターンオーバーが促進されると肌も早く修復されるため、ニキビも短期間で治療できます。
ピーリング作用もあるので強力なターンオーバーによって不要になった新しい細胞に押し上げられることで剥がれやすくなります。
古い角質が剥がれることで、毛穴の詰まりなども解消したり、ニキビ跡の原因のひとつとなると色素沈着も改善されます。
ニキビ跡で赤みがあるタイプもありますが、これは炎症後紅斑といいニキビが治った後に炎症が残った状態です。
赤みのあるニキビ跡もトレチノインは強力な肌の新陳代謝により促進することができるので、肌の回復をさせ改善することが期待できます。

トレチノインの初期段階時は肌に赤みが出ることに注意

トレチノインはシミだけではなく、ニキビ跡にも効果が期待できる医薬品です。
使い始めて初期の段階で肌に赤みが出ることがありますが、これは治療を初めてから2~3日ほど経った初期段階に起こる現象なので治療を続けることが大切です。
トレチノインはピーリング作用により古い角質を落として、シミやニキビ跡に高い効果が発揮しますが、赤みや乾燥、かゆみなどを感じることがあります。
これはピーリング作用により肌が薄くなりすぎてしまう事の副作用と考えることができます。

薄くなった肌はバリア機能が低下しているため、痒みや痛みなどの刺激に敏感になり、乾燥も招きます。
赤み、乾燥、痒みなどの症状は副作用でもありますが、これはトレチノインが効果を発揮している証拠とも言えます。
初期段階の1~2週間は不安になったり辛く感じることもありますが、これを乗り越えることでニキビ跡などが改善するのでトレチノインを塗って治療を続けることが良い選択となります。
赤みが酷くなってしまったり、痒みなどに我慢ができない状態になった場合は、塗る回数を減らして調整をしたり、医師に相談すると良いです。

トレチノインの副作用に皮膚の乾燥がありますが、この場合には乾燥を防ぐために保湿を欠かさないにようにします。
トレチノインはクリニックで処方されるもので医師の指示によって使う医薬品です。
トレチノインを使った初期段階には赤みが出るなどの症状もあり、アフターケアを受けられるということもクリニックでの処方は安心できます。

トレチノインは濃度も効果に影響しており、あまり副作用が酷い場合には低濃度のタイプに変えることもできるので医師に相談すると良いでしょう。
海外からの個人輸入での購入は、低濃度で効果が期待できない場合があったり、逆に濃度が強すぎてニキビ跡が悪化してしまう可能性などもあります。
全て自己責任となるので、シミやニキビ跡をトレチノインで改善したいと考える場合には、クリニックに相談することが良い選択です。